レンダラーの選択は、プロジェクトのレンダリング速度に影響します。レンダリングや書き出しの速度が遅いと思われる場合、現在使用されているレンダラーを確認し、もし選択されていなければ、より速いレンダラーを選択してください。

選択可能なレンダラーの種類はGPU性能に依存しています。そのため、使用しているコンピューターのスペックにサポートされているレンダラーのみが選択可能です。

このページでは以下2点を説明いたします：
1) Adobe Premiere Proにおけるレンダラーの変更方法
2) Adobe Media Encoderにおけるレンダラーの変更方法

なお、Premiere Proのレンダラー設定を変更しても、Media Encoderの設定は自動的に変更されないことをご承知ください。

1. Adobe Premiere Pro におけるレンダラーの変更方法

a) 上部のタブから「ファイル」をクリックし、「プロジェクト設定」>「一般」と選択

b) ポップアップウィンドウにて、「ビデオレンダリングおよび再生」からレンダラーの選択ができます。

選択肢の中で上に位置しているものほど、速いレンダラーとなります。写真の中では「Mercury Playback Engine - GPU 高速処理 (Metal)」が最速で、「Mercury Playback Engine - ソフトウェア処理」が最遅となります。

2. Adobe Media Encoder におけるレンダラーの変更方法

a) 上部のタブから「Media Encoder」をクリックし、「環境設定」を選択。

b) ポップアップウィンドウの左より「一般」を選択し、ビデオレンダリングからレンダラーが選択できます。

選択肢の中で上に位置しているものほど、速いレンダラーとなります。写真の中では「Mercury Playback Engine - GPU アクセラレーション (Metal)」が最速で、「Mercury Playback Engine - ソフトウェア処理」が最遅となります。

プリセットをPremiereへと読み込む方法

Premiere Proへプリセットを読み込むには、プロジェクトファイルを新規で作成するか、既存のプロジェクトファイルを開いた後、以下の手順を行う必要があります：

エフェクトパネルの [エフェクト] の文字の横にある、3本線のアイコンをクリックします。
「プリセットを読み込み...」を選択
読み込みたいプリセットを選択
プリセットファイルに含まれる、プリセットがエフェクトパネルに現れます

.mogrtをPremiereへと読み込む方法

この記事はAdobe Premiere Pro CC 向けに書かれたものです。これより古いバージョンをご使用のお客様へは、上記いずれかのバージョンへのアップデートを推奨いたします。

ここでは、Adobe Premiere Proで .mogrt テンプレートのフォントを変更する方法をご紹介します。このチュートリアルは、特にAdobe製品を使い始めの方に向けに作られたものです。

.mogrt とは、モーショングラフィックスのテンプレートを含んだファイルであり、Adobe Premiere Proで使用されます。このファイルをダブルクリックすると、After Effectsが自動的に立ち上がりファイルを開こうとするか、あるいはAfter Effectsを持っていない場合は、After Effectsをダウンロードするよう求められます。.mogrt テンプレートに含まれるエフェクトの中には、Premiereでサポートされていない効果もあるため、その使用のためにはAfter Effectsがインストールされている必要があります。もしご所有のクリエイティブクラウドの契約にAfter Effectsが含まれていなければ、トライアルバージョンのダウンロードでも代替することができます。また、After Effectsのトライアルバージョンの試用期限が切れた後でも、この.mogrtをPremiereで使用することができます。

.mogrt ファイルを使用するためには、以下に示す方法に従ってPemiereへと読み込む必要があります。