- 10 Feb 2023
- 1 読む分
- 闇光
After Effectsで"フォントファイルが不足"と表示された時の対処法
- 更新日 10 Feb 2023
- 1 読む分
- 闇光
これは、テンプレートの制作者がテンプレートを制作した際に使用したフォントが、ご使用のコンピュータにはインストールされていないという通知になります。
この元々使用されているフォントを使用しなくても良い場合、通知を気に留めず、ご自身で選択したフォントを使用することができます。
不足フォントを所有フォントと入れ替える
不足フォントを使用しているテキストレイヤー
不足フォントを使用しているテキストレイヤーを探し、そのフォントをご希望のものへと変更する必要があります。
不足フォントを使用しているテキストレイヤーは、文字 パネルの フォントファミリ の選択肢に、「[ ]」記号とあわせて表示されます。
例:上図の「[OstrichSans]」
ここで、フォントをご使用のコンピュータにインストールされているものへと変更することができます。
ここでは、フォントを「Arial Narrow」に変更しました。
「[ ]」記号は、フォントを変更すると消えます。
テンプレートが使用しているフォントがすでにインストールされていても、それが別の Font Weight(フォントウエイト) である場合は、このエラーメッセージが表示されます。そのため、Font Weight(フォントウエイト) にもご注意ください。例:「ミディアム」、「太字」、「ライト」。
使用したフォントを特定およびインストールする
もともと使用されているフォントがテンプレートの見た目や雰囲気にとって重要であると考えられる場合、このフォントをインスト-ルすることができます。
テンプレート販売ページの「詳細」部分に、下記のとおり、フォントをダウンロードするためのリンクが挿入されていることもあります:
ダウンロードリンク表示の例
また、テンプレートに付属のヘルプドキュメント(PDFファイルなど)に記載されている場合もあります:
ヘルプドキュメント(PDF)内のダウンロードリンク例
フォントが見つからない場合は、Google で検索することができます。通知内のフォント名をコピーして Google の検索エンジンにコピーしてください。
また、テンプレートで使用している Font Weight(フォントウェイト) にも気をつけてください。
ここでは、Font [OstrichSans] を検索します:
フォント検索の例
すべてのフォントが無料配布されているわけでありませんので、ご注意ください。つまり、テンプレートにて、あるフォントが使用されている場合でも、そのフォント制作者がお客様にその使用を許可している訳ではありません。
フォントはフォント制作者の所有物で、有料製品・フリーウェア・シェアウェア・デモバージョンあるいはパブリックドメインなどとなります。フォントの詳細に関して調べたい場合、フォント制作者が記載されていれば、Webサイトをチェックするか、直接制作者本人にお問い合わせください。制作者・ライセンスについて明記されていない場合でも、そのフォントが無料であるということにはなりません。
ダウンロード後、フォントをインストールすることができます。
ZIP ファイルを解凍しました。すべてのフォントファイル (ttf および/または otf ファイル) を選択し、開いてください。
フォントのインストール完了後、保存せずに After Effects プロジェクトファイルを閉じます。その後、再び開きます。
これで、不足フォントに関する通知が消え、テンプレートプロジェクトファイルが正しいフォントで読み込まれます。
対象フォントのインストール後
Adobe サポートの動画チュートリアル
- Adobe After Effects の[ラーニングとサポート]ページには動画チュートリアルがあり、不足している映像素材、フォント、およびエフェクトを簡単に検索についても示しています。